前回に引き続きもう少し勉強について。

基本的に国試は「教科書」として我々が使用している医歯薬出版の赤本や、医学書院の青本などをベースに作成されます。つまり、ネットやTwitterで情報発信している私が言うのもどうかと思いますが、サイトによっては論文の趣旨をずれて解釈していたり、上記の教科書と呼ばれる本と食い違っていることもあるのです。

ですので新人技師さんには最新の情報をネットでバンバン調べ、自分や職場の方と吟味して頂きたいですが、学生の皆さんには教科書と参考書籍による紙媒体ベースの勉強法を断然推すスタンスでいます。臨地実習を経験した学生さんは思い当たる節があるかもしれませんが、教科書に載っている基礎基本の検査法と、現場での最新にして高度、精密、時短、コスパに優れた医療というのは短期間しか見学できない実習期間だけで見てしまうと、必ずしも教科書とは一致しません。根底には教科書の中の知識や技術、機序が科目の壁を越えて機器やキットが作られていますが、実習生にそこまでの理解を求めていないというのもあり、「教科書ではこの検査法が載ってるけど今は実施されていないのか」という少し勘違いしたところに落ち着いてしまう学生も少なくはないでしょう。

そこで、国試前、あるいは在学中の自分たちに必要な知識は何なのかを解析していくのに重要になってくるのが、受験生なら模試、そうでない学年なら定期考査となってきます。このいわゆる「試験」で自分の認識のズレと覚え違い、重要だと思っていた部分の再確認、足りない場所の発見をし、書籍で確認、余力があれば関連事項に手を伸ばすというのが重要です。

単に結果だけを見て一喜一憂するのではもったいないので、自分にプラスになるように使い込んでいきましょう。いずれ模試の結果が返ってきたときの有効な復習の仕方も紹介しますので、受験生の皆さんは頑張ってください!


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